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住職紹介

黙鐔住職の願い

今、日本には人間教育が必要です。
どこの宗教・宗派でも構いませんが、
私達日本、いやアジアに共通する宗教といえば、仏教があります。
そもそも仏教とは他者との比較ではなく、自己の内面をみつめる教えであります。
「自己を客観視すること」
これが仏教の本質であると思っています。
そして、これを冷静にできる人材が必要です。
いま日本は極度に宗教色を排した教育が行われていますが、
宗教心を養うことが現代人にとって重要なことと、とらえております。
山田 黙鐔

黙鐔住職の語録はこちらから。
インスタグラム

山田黙鐔(もくだん)

1979年、愛知県出身
東京の大学卒業後、新聞社に就職。
在職中、「何のために生きているのか」という思いが捨てきれず、3年目にして退社。

その後、四国お遍路・カナダ留学を経て、「生きる力」を実に着けたいという思いで農に興味を持つ。

農三昧の日々の中、いただき繕の生き方、「仕事のための仕事から生き方のための仕事へ」を実践する一人として活動。
北海道美深、イタリア、イギリス、スコットランド、アフリカ・コンゴ民主共和国などで開墾作業・自然農栽培などに携わる。

帰国後、福井にて自然農に出会う。
2014年より福井旧越廼村にて、主としてヴィーガン料理の提供、無添加・無農薬の自然な食料加工品を販売する「いただき繕福井越廼」を開業。
古民家再生をしながら農家民宿を開業し、「心と身体を繕う」空間作りをコンセプトに、日夜奮闘する毎日。

2015年、浄土真宗のお寺の法要に参拝し、その時の法話を聴いたことがきっかけで仏道を志すことになり、2016年6月に得度(仏教における僧侶となるための出家の儀式)。

2017年、後継者問題により寺院解散の危機であった善性寺の関係者から、後継住職就任についての依頼を受ける。2017年9月、新住職に就任。

山田善杜(ぜんと)

1978年、石川県出身
石川県金沢市の高校を卒業後、飲食店で働く。
人間としての生き方に疑問を感じる中で、20歳の時に金沢の喫茶店「メロメロポッチ」に出会う。

メロメロポッチにてアースデイやピースウォークなど、環境保護イベントスタッフとしても参加する。
25歳でメロメロポッチ退職後、石川県内のフェアトレードショップ「コミュニティトレード アル」で初代キッチンスタッフとして半年間勤務。

その後は白山室堂の山小屋スタッフ、てんつくマンとの植林ツアー、劇団員、バンド活動など幅広い経験を積み、29歳でいただき繕と出会う。
いただき繕がご縁で山田黙鐔氏と出会い、35歳で結婚。いただき繕福井越廼店のスタッフとして働き始める。

2018年、いただき繕金沢新竪町店を立ち上げる。

その後出産を経て、黙鐔氏の影響で僧侶の道に関心を持つ。
長年受け継がれてきた寺院や教えを次世代につなげたい、死生観の価値観を変えたいなどの想いから、僧侶になることを決意。

2019年2月、41歳で得度。